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まずは自分自身の看護観を振り返ろう

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まずは自分自身の看護観を振り返ろう

看護の意味を再考しよう

看護師はとても大変な仕事といわれており、実際に体力的にも精神的にも辛い状況に置かれることはよくあります。患者さんの体を動かすときにはそれなりの体力を使いますし、患者さんの苦痛を目の前で見るので精神的にも辛くなることもあります。
しかし、それでも看護師として働くことを選んだ過去が必ずあります。それは人によってそれぞれです。自分が患者さんのために働ける根源を探していくことが自分の看護観につながります。自分が看護師として働き始めた理由、看護を続ける意味をまずは考えなおしてみましょう。

方向性を外側へ

自分はどんな看護がしたいのか、どんな看護師になりたいのか、さらにどのような自分像を持っているのかといったことを考えてきたことでしょう。そして、仕事をやらされていると思わないためにも、与えられて行動するのではなく自分が何をしたいかを考えて、目標を見つめて進むことが大切です。
しかし、自分自分と考えてしまっては間違った方向にいってしまうこともあります。たとえば、自分はこんな看護がしたいと思ってした行動が患者さんからすると大きなお世話だったかもしれません。このようなケースにならないためにも、自分の意識を外側に向けて、「相手にこんな価値を与えるために自分はこれがしたい」といった、相手をメインに考えることはとても大切です。

無意識を顕在化させる

人が意識して行動しているのは、実は3%ほどといわれています。つまり人の行動の97%は無意識から起こしているといえます。日頃から意識することなく行っている仕事でも、どのような理由で自分はこれをしているのかを考えることは大切です。
自分が今まで看護を行ってきて、印象的だったことをまず思い出しましょう。その印象的な出来事はなぜ自分の中に印象付けられているかを考えます。このような作業を繰り返していると、自分の無意識を顕在化させることができます。この無意識を顕在化させることが自分の看護観と向き合うには大切な素材となります。

看護観を振り返ろう

では上記から自分の看護観を振り返る素材を手にできたかと思いますので、それをこれからまとめてみましょう。
まずは、自分の無意識から顕在化させた素材をよく見直します。それらを見直したうえで、自分が目指す看護はどのようなものであるかを考えます。そして最後に自分が目指す看護に向けて、自分が行うべきことなどを目標にして書き起こします。後はこの目標に向けてすべき行動を考えることで自分の看護観を振り返り、自分の進むべき看護師としての仕事が見つかるはずです。

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